熊本県の離婚率は？―熊本県の離婚率が高い理由と県民性についてー

離婚率が非常に多い熊本県は、令和３年度の離婚率自体は低下しているものの1.56とまだまだ高い水準を保っています。
離婚の原因はさまざまですが「そもそも何で熊本県は離婚率が高いのか」「熊本県民が離婚してしまう原因を知りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では「熊本県の離婚率」と「熊本県民が離婚してしまう原因」について、ご紹介していきます。

熊本の離婚率は？

熊本県の令和3年における婚姻率は、人口千人当たり3.8（6,577組）という統計結果が出ています。
一方で同年の離婚率は2.677組となっており、前年よりも120組減少していますが、離婚率は1.56と高い水準を保っています。
また、離婚件数のうち、同居期間が1年から5年未満のものが全体の約24.5%を占めており、結婚から離婚までのスピードも早まっていることが分かります。
このように、熊本県は離婚の数値が全国平均である1.50よりも少し高いこと、そして結婚初期での離婚が一定の割合で発生しています。
婚姻率も前年度から0.2ポイント下がった4.1となっているため、少子化対策だけではなく婚姻率も問題視されているのが現状です。

そもそも離婚率ってなに？

近年、離婚率というワードが多用されるようになりましたが「そもそも離婚率って？」と疑問を感じている方も多いと思います。
離婚率とは、厚生労働省が発表したデータに基づいた人口1,000人あたりの年間離婚件数を指しています。
この指標は、生涯で離婚する確率を示すものではなく、ある年における離婚の発生頻度を表しているものです。
日本では近年、人口減少や晩婚化の影響で婚姻件数が減少しており、それに伴い離婚件数も緩やかに減少しています。
しかし、これは婚姻件数自体の減少に伴う自然な現象であり、離婚の確率が減少したわけではありません。
そのため、離婚率を算出することで「どの地域の婚姻率が低いのか」ということも把握するためにも離婚率が算出されているのです。
例えば、ある県で1年間に婚姻届が1,000件提出され、離婚届が300件提出された場合では、実質700件のカップルが増加したことになります。
このように、離婚率はその地域における長続きしているカップル指標としても利用することが可能です。
離婚率は、社会の変化や家族構造の変動を理解する上で重要な指標のです。
人々の結婚や離婚に対する価値観が変わる中で、離婚率を算出することにより社会の動向を把握することができます。

九州地方の離婚率が高い理由

熊本県を含む九州地方の多くの県は、離婚率ランキングでトップ3を占めるなど、多くの夫婦が離婚をしています。
そのため「九州は、どうしてそんな離婚するの？」「なにか理由があるの？」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからは九州の「男性・女性が離婚する理由」について解説していきます。

九州地方の離婚率が高い理由：男性の場合

九州男児は離婚率が非常に高く、その理由として九州地方特有の性格による強烈さが挙げられます。
九州男児は物事をハッキリ言う性格の方が多いほか、気が短い方も多くみられるため、パートナーから見ると「優しさがないキツい性格」と映ってしまいます。
また、普段はハッキリ言う性格でも「愛してる」などのパートナーを想う言葉を伝えることが苦手な方が多い傾向にあります。
そのちょっとした不器用さによってコミュニケーション不足が生じ、離婚に繋がってしまうと考えられています。
さらに、なんと言っても九州男児は「亭主関白」な方もいます。
その「引っ張ってくれる性格」は、時に対等な関係性を望んでいる方との相性が悪いのも離婚率が高い理由です。
このように、九州地方の離婚率が高い原因として、九州男児という性格が離婚率に影響を与えていると考えられます。

九州地方の離婚率が高い理由：女性の場合

九州地方の女性が離婚されてしまう理由として、負けず嫌いの性格が離婚率に影響しているのではとないかと言われています。
九州の女性は自分の意見をハッキリと伝える性格のため、結婚生活において「かかあ天下」の家庭が形成される確率が高くなっています。
また、九州地方の女性は貯蓄に苦手意識を持つ傾向にあります。
これは九州地方の特徴としても挙げられることがあり、熊本県や佐賀県では衝動買い、長崎県や福岡県の新しい物好きなどが原因として考えられています。
近年では将来の貯蓄を重要視している方も多いことから、お金の使い方によって離婚の原因に繋がることもあります。

授かり婚と離婚は関係ある？

九州地方は離婚率もトップクラスですが、授かり婚夫婦も多くいます。
授かり婚というのは、妊娠をきっかけに結婚するケースのことを指します。
厚生労働省の令和3年のデータでは、沖縄県が30.8％で最も高く、続いて佐賀県、熊本県、宮崎県、福島県、長崎県が上位にランクインしています。
このようなデータから、東北と九州地方で授かり婚の割合が高い傾向にあることが分かります。
ここまでデータが表していると「授かり婚だから離婚するのかな」と感じてしまうかもしれません。
しかし、離婚率が高い地域の沖縄県や福岡県、宮崎県がトップ3に入っているものの、一致しないケースの県もあります。
そのため、授かり婚が直接離婚につながってしまうことはありません。

30代は離婚率が高くなる

近年、20代による婚姻率は少なくなってきたものの、男女ともに30代の婚姻率は徐々に増加傾向にあります。
しかし、同時に厚生労働省の統計(令和3年度)によると、30代は離婚率が最も高い世代とされています。
データを見てみると、男女ともに30～34歳の間で離婚率が高くなっており、子供の有無も関係なくなりつつあります。
30代で離婚率が高くなる原因としてはさまざまですが、社会責任が増えるという点が注目されています。
30代では仕事の責任が増すほか、育児の忙しさや地方転勤などによる夫婦間のすれ違い。
また、子供の育て方や将来に対する考え方の違いや価値観の相違がハッキリと浮きでることも、離婚を考える大きな要因です。
このように、30代での離婚は人生の大きな転機となるため、夫婦間の向き合い方を考えていく必要があります。

日本と世界の離婚率の差は？

熊本県など、1つの県に集中して離婚率を見ると「そもそも、日本が離婚する確率が高いのでは」と、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、世界各国の離婚率を見ると、日本は比較的低い水準になります。
総務省統計局が発表した「世界の統計 2023」によると、離婚率が最も高かったのはモルドバで、1000人あたり3.8という数値を記録しています。
これは、離婚が頻繁に起こるとされるアメリカ（2.3）よりも高い結果となります。
また、アジア地域ではジョージアが2.9の離婚率でトップに立ち、カザフスタンが2.5で続きます。
ただ、離婚をする理由は日本と違い、宗教や文化が離婚率に大きな影響を与えていると考えられており、文化的背景などによって日本との比較は難しい面もあります。
しかし、世界にも目を向けることで、離婚に対する考え方や対応を見ることができ、今までよりも広い視野で離婚について考えることが可能です。

まとめ：熊本県での浮気・不倫調査は『ミス・シャーロックいずみ』へ

今回は「熊本県の離婚率」と「熊本県民が離婚してしまう原因」について、ご紹介しました。
熊本県が離婚率のトップに入ってしまう原因は、主に九州地方特有の性格と言われています。
普段はズバズバと物事に対して意見を言ってくれますが、日々の夫婦間におけるコミュニケーションが足りず、離婚を検討するパートナーが多い傾向にあります。
また、離婚率が高い年齢に差し掛かることで、お互いに愛情を感じることができず離婚に至ってしまうケースも少なくありません。
ただ「離婚をしたい」というだけではすぐに離婚することはできず、パートナーが浮気・不倫をしていた場合もその証拠が必要となります。
熊本県を中心に探偵活動している『ミス・シャーロックいずみ』では、いま苦しんでいる人の力になりたいという言葉と共に、浮気・不倫調査を行っています。
少しでもパートナーに「怪しい」と感じたら、お気軽に公式LINEからご相談ください。