人吉・球磨の執念の女

浮気調査依頼が人吉・球磨地方から入った。

奥さんからの依頼

結婚12年目

子供3人まだ幼稚園・小学生低学年

家を3年前に建てばかり

幼稚園の送り迎えや家事などいいパパを演じていた。

だが昔に浮気発覚して反省したため家のことをちゃんとしていたのかもしれない。

だがふと奥さんの勘が働き旦那の携帯を見る。

ラインで昔の女とやり取りしているのみつけてすぐ旦那を問い詰めた。

『そういう関係じゃないよたまたま仕事先で働いていてやりとりしてただけ』と言い放つ。

虫が収まらない奥さんはお友達と探偵ごっこを始めた。

旦那は女の仕事先に入り浸り。

奥さんは我慢できずなんと会社に乗り込んだ。

女社長が出てきて私が旦那さんに仕事で呼んでいるだけで従業員とは関係ありませんと言い訳じみた話し方で追い返された。

旦那にも後でかなり怒られたがまだ納得しない奥さん。

熊本に行った時によく見る探偵の看板の女性のところに電話をした。

女探偵いずみと記憶していたがそのいずみさんが電話に出て少しお話を聞いてくれた。

翌日おしゃれなカフェの探偵事務所に行き相談を3時間も聞いてくれた。

1日だんなさんの行動を見てみましょう。

と言われすぐお願いした。

報告を一日分の映像を時系列で大画面のテレビで流してもらい探偵と私では話にならないくらいきれいに撮れていた。

だが

旦那は仕事ただしている。

現場を転々と行く仕事でアパート、マンションなど管理や修理をしている様子が映っている。

その間も車に何かを取りに行ったりと無駄に数回いっているように思えたが炎天下の中車はエンジンを切っていたため

怪しいところはなかった。

次の現場に行くとき

唐揚げ屋さんに寄り、ホームセンターの屋上駐車場に止めて休憩かと判断したが車を降りて自動販売機でお茶を2本買ってお弁当を食べ始めた。

暑いため2本は怪しくなかったが助手席に座り後ろ向きで食べ始めているが後ろは工具などでいっぱいに見える。

電話なのか旦那の口が動いているように見える。

ずっと撮影していると後ろから手が出てきた。

朝からずっと見ているが女性を乗せたところは見ていない。

どういうことだ。

探偵の調査員は推理が始まる。

朝一番に5分くらい寄ったマンションの見えない駐車場か！？

と考えていたら食べ終わったのか次の現場へ移動するがまた後ろに乗っているようには見えない。

コインパーキングにとめてある旦那の車を歩いてとると車の後ろにちょこんと女が座っている。

旦那が現場から戻ってきて車の後ろで話しているため旦那の女と確信した。

次の現場次の現場と行くも姿は見えない。

朝から10時間たったところで朝市に酔ったマンションに向かっていたので先回りして待ち構える。

旦那が入ってくるとマンションの駐車場に止めなかなか出てこない。

旦那が車から降り隣の車を開け張り紙を取った。

その張り紙にはご用件の方はここにお電話くださいと書いてあった。

旦那の車の後部座席から女が降りてきて隣の車に乗り、旦那の車と一緒に出てそれぞれ別れていった。

奥さんが職場まで乗込んでいくくらいためか、一日仕事について行ってまで会っていた。

車の中は狭く床に体育座りしないと乗れないし、クーラーつけないと汗だくになる気候の中10時間女にとってはデートなのかもしれなとそこまでして会う女と報告したのであった。

この続きは

第2話につづき

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